若い世代でも老眼のような症状が現れる「スマホ老眼」が急増しています。
ここ最近は、仕事でリモートワーク、休日になればSNSや動画にゲーム…
もはやスマホを見ない日なんてありえない!という人も多いでしょう。
一日中画面から離れずにいるせいで、目がかすみ、ピントが合わないと感じていませんか?
心当たりのある方は、簡単な疲れ目対策や効果の高い美容鍼を取り入れて、今すぐ目の負担を減らしてあげましょう!
スマホ老眼とは?
目はレンズの役割をする「水晶体」の分厚さを「毛様体筋」という筋肉が伸び縮みすることで調節し、ピントを合わせています。
加齢による老眼ではこのレンズや筋肉が硬く、衰えてしまうことが原因ですが、
スマホ老眼の場合は、長時間近い距離でスマホ画面を見つめ、ピントを合わせ続けることで目の筋肉が凝り固まり、一時的に“老眼”と同じような症状が現れます。
スマホ老眼になりやすい年齢は?
通常の老眼は40代以降に始まることが多いですが、
スマホ老眼は年齢に関係なく、長時間目を酷使していれば誰でもなる可能性があります。
実際にはスマホをよく使う20~30代に多いですが、最近は子どもの間でも増えつつあるのです。
どんな症状がある?
- 近くのものが見えにくい
- 目がぼやける(焦点が合わない)
- 目のかすみ・充血
- しょぼしょぼする(ドライアイ)
- 肩こり

特に夕方になると症状を感じやすく、夜眠ると朝には回復していることが多いのが特徴です。
しかし、繰り返し目を酷使していると、症状がいつまでも続くようになり、視力低下や目以外の身体の不調も招きかねません。
さらに、悪化して「VDT症候群」という状態になると、ひどい頭痛やめまい、不眠に陥り、日常生活に支障が出てしまうこともあるのです。
◇目の疲れの他に、頭痛やめまい、不眠などの症状がある方はこちらの記事もご覧くださいね↓↓↓

毎日できる!疲れ目対策
スマホやパソコンを見ないことが一番ですが、なかなかそうもいきませんよね。
まずは、できるだけ目の負担を減らす心がけをしましょう。
①パソコン・スマホの長時間使用を避ける
1時間おきに10分程度は休憩し、長時間同じ距離で画面を見ないように。
また、簡単な目の体操を行い、緊張をほぐして目を休ませましょう。
おすすめの眼球ストレッチ
- 左右交互にウインク:20回以上行う
- 5分間遠くを見てから、20秒間近くを見る:数回繰り返す
- 目を閉じたまま眼球を回す:左回し・右回しをそれぞれ2~3周行う
②目を温める
ホットタオルやアイマスクなどで瞼を温めることで、目周囲の筋肉の血行が良くなります。
また、涙は水と脂が混ざってできているため、温められるとスムーズに分泌されます。眼球を涙の膜で守ってくれるので、ドライアイの予防にも効果的です。
③画面に近づき過ぎない
スマホを見る際には目から40cm以上離して使用しましょう。
画面との距離が近すぎると、寄り目や猫背になり、必要以上に目が疲れてしまいます。
目のツボ押し
目はたくさんのツボに取り囲まれています。今回は厳選した3つをご紹介しますね。
攅竹(サンチク):「攅」は集まる、「竹」は竹の杖のことで、「目の不自由な人のたすける杖が、集まっている」という意味。
それだけ目に良いとされてきたツボなのです。
場所・・・眉頭の内側
太陽(タイヨウ):別名「眼医者ごろし」とも呼ばれ、眼医者が失業してしまうほど、目に対する効果が高いといわれてきたツボです。
特に老眼の予防に◎
場所・・・こめかみのくぼみ
四白(シハク):光を表す「白」の文字が付くツボは、目に働きかけるものが多く、「押すと視界の四隅が明るく感じられる」という意味のツボです。
場所・・・瞳の真下で頬骨から1cmほど下

それぞれお顔の左右にあります。5秒程度、親指や人差し指で小さい円を描くように押しましょう。
※目の周りは皮膚が薄いので、強く押し過ぎないように注意。気持ち良いくらいの力でほぐしてくださいね。
美容鍼がおすすめ
目に効果的なツボや、頭やおでこの凝り固まった筋肉に鍼を刺すことで、血行が良くなり目がすっきり開きやすくなりますよ!
もちろん、美容鍼ではお肌の悩みも一緒に改善されるので、一石二鳥♪
目以外の症状も気になっている方は、肩首の治療も合わせて行うと改善が早いです。
お悩みが深くなる前に定期的なケアで大事な目を守りましょう!
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